三五十五Blog

二子玉川から三軒茶屋に向かう途中の田園都市線でのこと。

通勤ラッシュほどではないが電車はそこそこ混んでいた。
優先席に座っている優しそうなおばあさんの前に三歳位の男の子を連れたお父さんが立っていた。
「すわりたいよー！」とグズる男の子。
「オーヨシヨシじゃあ抱っこしょう」
「抱っこはやだよー！すわりたいの！」
「・・・そうか困ったなぁ」
それを見ていたおばあさん。
「あらまあ座りたいのね。じゃあどうぞ！」と立ち上がって席を譲ろうとする。
「アア、すいません。よかったなぁ。じゃあ座らせてもらおう」
と普通に座らせていた。
小さな子供がチョコンと座り、その周りに腰の曲がったおばあさんと父親が立っている。
「可愛いわね！ぼく何歳？」
優しいおばあさんはニコニコしながら見守るように話し掛けていたが、、。
オイオイこれって何か違くねーか？
お父さんしっかりしろよ！なんで年寄り立たせて自分のガキ座らせてんだよ！しかも優先席に。
こういう場面こそ、お年寄りを労るという事を、道徳というものを教えてやるいい機会じゃないのか。
息子可愛さのあまり、そんな事も分からなくなってるのか、それとも単なる馬鹿なのか。甘やかすにも程がある。他人に迷惑かけてまで甘やかすな！
呆れた親父かいたもんだ。同じ父親としてホント腹が立った。
さらに呆れたのは、その隣に座っていた若いねえちゃん。
知らん顔で座ってないで、お前もさっさと席を譲れよ！しつこいようだが、優先席なんだぞ！

大丈夫か日本？

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